【北九州市門司区】創業144年、歴史のある味を守りながら時代の変化とともに作る蒲鉾。老若男女に愛される商品がたくさん製造されている「株式会社 山吹」の本社工場へ行ってきました!

2025年8月末、赤坂海岸の工場地帯に行ってきました。目的地は「山吹蒲鉾本社・工場」です。北九州市の蒲鉾といえば?と質問されたら「山吹」が思い浮かぶ、という方も多くいらっしゃることと思います。

今回、ご縁をいただいて「山吹」の本社工場で7代目社長、凪晋孝さん(以下、凪社長)にお話を伺うことができました。

「株式会社 山吹」の本社工場へ行ってきました!

1882年(明治15年)、初代となる西村金蔵さんが山吹蒲鉾店として、旧門司市仲町で蒲鉾の製造を開始されてから、今日に至るまで144年間もの間、蒲鉾の製造が行われています。創業140年を迎えた2023年、北九州商工会議所による「永年継続企業表彰」が行われました。株式会社としては北九州市内で最古の会社なのだとか。

商売の神様として有名な伏見稲荷神社がある京都の山で、中腹の社に寄進された石造物の中に明治中頃から末にかけての物と推測される「大阪新町・山吹蒲鉾店」の銘が彫られた台石が残っているそうですよ。

京都・伏見稲荷神社中腹の社に残る台石

山吹には小袖、ちんぴら、山吹の一人前おでん、山吹ちくわなどの人気商品がたくさん♡(商品の詳細はホームページでご確認ください。)

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比べられないほど珍しい良いものと書く「ちんぴら(珍比良)」はほんのり甘くて魚の甘さがたまらない人気の商品です。

門司区栄町にある栄町本店をはじめ、小倉井筒屋をはじめ県内外の百貨店でも山吹の商品に出会うことができるほか、サンリブ、ハローデー、アルク、イオンなどのスーパーでも山吹の商品を購入することができるのです。ラインナップは店舗によって違うのだとか。お近くのスーパーでお買い物の際、かまぼこ・練り製品売り場で「山吹」の商品を是非チェックされてみて下さい♡

提供画像:すぐに食べることのできる一人前おでんは人気商品のひとつ。

平成、令和と女性の社会進出が進むにつれ、食卓にも変化を感じる昨今。食事を作ることに時間をかけられない!という方が多い現代にぴったりな「美味しくてすぐに食べられる」とう商品の開発を多く手掛けていらっしゃいます。時代とともに変化し続けるお客さんの嗜好やニーズに応じて、新しい商品を世に送り出している一方で、歴史のある商品も大切に、山吹の味を守っていらっしゃいます。

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「地元メーカーと何かしたい、地域と一緒に何かしたい。」という想いから、様々なコラボも行っている山吹。

小倉井筒屋

小倉井筒屋が運営「きたきゅうコロンブス」(歴史、産業、文化の盛んなまちで育まれた、ものづくりに携わる方の熱い思いが詰まった商品を取り揃え、地域の方々が地元の魅力を発見する、地元を愛する思いを実現する場のこと。)とのコラボも実現しました。

「地域を元気にするには百貨店へ足を運ぶことがいいと思います。」と凪社長。百貨店には地元のもの、文化のあるものなど「地元」に特化したものがたくさん置いてあります。そこで出会える地元の魅力がきっかけとなって、様々な方面から活性化に繋がっていくのでは、とお話しくださいました。

時代の変化とともに様々な変化を遂げながらも、ずっと愛されている山吹の蒲鉾。ご家庭の食卓に、ギフトにお祝いに「山吹」の商品はいかがでしょうか?

☆株式会社 山吹 凪社長、お忙しい中取材にご協力いただきましてありがとうございました。 ☆

山吹蒲鉾本社・工場はこのあたり

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